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「通りゃんせ お宮町プロジェクト」(宮町商店街×東北高等学校×東北芸術工科大学 連携)本格始動です

トピックス 22.06.17

4月21日に発足した「通りゃんせ お宮町プロジェクト」。これは、「宮町商店街×東北高等学校×東北芸術工科大学の連携事業」で、宮町商店街の振興に主体的にたずさわる「探究学習プロジェクト」です。

本日は、宮町商店街振興組合理事長の佐藤広行様と、青年団の武田穣様にご来校いただき、貴重な講演会を開いてくださいました。参加するのは、文理コース・アルファタイプ1年生の51名です。

宮町商店街振興組合理事長    佐藤 広行 様

 

宮町商店街振興組合 青年団    武田 穣 様

佐藤さんより、宮町商店街のご説明を受けました。宮町は、東照宮の門前町として江戸時代から発展してきた歴史深い商店街です。理事長の佐藤さんは、「ペットショップさまん」を経営しています。開店当初は、「金魚売り」から始まったこと、時代を経るごとに取り扱う動物も変化してきたこと、「商店(企業)」は変化しながら継続していけるものであることなど、経営者としての興味深いお話をいただきました。そして、宮町商店街の歴史と、現在の宮町商店街、そして将来について説明してくれました。

 

 

真剣な表情で聞き入る生徒の皆さん

 

 

 

その後、生徒は班ごとにグループディスカッションを行い、班長が代表して佐藤さんと武田さんに質問していきます。

佐藤さんと武田さんのお二人は各グループを回ってアドバイスを。

 

 

「商店街の理事長をしていて良かったことはありましたか?」

 

「宮町商店街として誇りにしていることはなんですか?」

「お店を続けていくことの大変さはありますか?」

 

などなど・・・

佐藤さんと武田さんは、実例をあげながら分かりやすく説明してくれました。

「一生懸命がんばっていると、必ず周りが助けてくれる」

「奉仕の心を持って取り組むことが、結果的に事業を成立させる基礎になる」

「宮町商店街の生産者・販売者はこだわりを持つことを目指しています。その中で楽しむ心が大切です。」

すべて経験から導き出された大切なアドバイスにあふれていました。

 

 

生徒の皆さんもしっかりとノートに記録し、講師のお話の中から自分の成長につながる言葉を書き留めていました。

一人ひとりタブレットも有効に活用!

 

時間はあっという間に過ぎてしまい、講演会は「心地よい学び」の余韻の中に終了しました。

 

次回は、実際に宮町商店街を探検することになります。

実際に「自分の目・耳・肌」で感じ考えることが、何よりも貴重な学びとなるはずです。

今からワクワクしますね。

佐藤さんの言葉 「ワクワクしないともったいないですよ 楽しまないと」

 

皆さんは何を感じ、何を考えましたか?