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ONLY ONE! -きらめき人物図鑑― Vol.3

トピックス 19.06.21

 中村 亜美香さん(創進コース2年・増田中出身)

 シリーズの3人目は、創進コースの中村 亜美香さん。

 中村さんは東北大学で募集した「科学者の卵 養成講座」に応募し、350名を超す応募者の中から八十数名という数少ない受講者に選ばれました。

 中村さんがこの講座に応募した際のテーマは、「副作用のない薬の開発」。自分自身が様々な場面で服薬する機会が多く、なんとか副作用のない薬を作りたいという思いがきっかけとなりました。

 得意分野は数学と物理という「理系女子(リケジョ)」。創進コースの8時間授業は、慣れるまでは大変でしたが、今は8時間目もなんとか集中して受けられるようになったそうです。自宅は名取市なので、帰るのは8時。それでも、国立大学の薬学部に入るという明確な目標があるので、充実しています。

 「科学者の卵 養成講座」は、科学に興味のある有意な高校生が、大学レベルの講義を受けられる絶好の機会。今月からスタートし、月に1回の土曜日に東北大青葉山キャンパスに受講しに行きます。全9回の講義を受講し終えると、レポートや発表会なども行われるなかなかハードなカリキュラムですが、様々な高校から集まる科学好きな高校生との交流はきっと大きな刺激となるはずです。

 趣味を聞いてみると、「音楽を奏でることです!」と笑顔がこぼれました。中学校では吹奏楽部でホルンを吹いていたそうで、大学に入って時間ができたら、再びホルンをやってみたいそうです。

 ひかえめながら、質問に丁寧に、そしてはきはきと答える姿に、夢を実現したいという強い思いを感じました。薬の開発は、多くの人の助けになる素晴らしい仕事です。ぜひ志を高く持って、チャレンジし続けてください!